酒気帯び運転の疑いで、宮城県警の男性警察官が仙台地検に書類送検されました。この警察官は29日付けで依願退職しました。書類送検されたのは仙台北警察署刑事1課に勤務する34歳の男性巡査部長です。
警察によりますと、男性巡査部長は7月20日午前6時ごろ、仙台市太白区長町の市道で、酒気を帯びた状態で軽乗用車を運転した疑いがもたれています。「交差点の前で止まったまま動かない車がある」と110番通報があり、警察官が駆けつけると、男性巡査部長が運転席で眠り込んでいたということです。男性巡査部長は太白区の自宅で飲酒した後、車で国分町のバーへ行き、さらに飲酒して帰宅する途中でした。ビールとハイボールの計10杯ほど約4リットルを飲んでいたということです。
男性巡査部長は「県民の信頼を裏切り申し訳ない」と話していて、29日付けで停職6カ月の懲戒処分を受け、依願退職しました。宮城県警の鈴木孝彦首席監察官は「警察官が、このような事案を起こしたことは誠に遺憾。職員への指導を徹底し、再発防止に努めていく」とのコメントを出しました。
酒気帯び運転容疑の警察官を書類送検 | KHB東日本放送
2019年08月29日 18時16分
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