衆議院 2021年06月01日 科学技術特別委員会 #04 湯之上隆(参考人 微細加工研究所所長)
https://www.youtube.com/watch?v=iCbyGzxFPWE&t=9m30s
この時メインフレーム用のDRAMって一個10万円とか20万円したんですよ。
でもパソコン用だったら何百円でないといけないわけです。
だから安価に大量生産することが必要なんです。
サムスンはそのようにしたわけです。
https://www.youtube.com/watch?v=iCbyGzxFPWE&t=10m14s
これは経営学用語で言うと、サムスンの破壊的技術に敗北した。
技術の敗北なんです。
https://www.youtube.com/watch?v=iCbyGzxFPWE&t=13m58s
日本半導体産業は病気です。もはや重病で死者も出たくらいです。
これまで各社と産業界、経産省、政府などが、病気の診断を行って
人間は何か熱があるな咳があるなとなったら病院へ行くわけですよ。
コロナですかインフルエンザですか風邪ですかっていう診断を受けて
それに伴った処方箋を出してもらうわけですよ。
で、実際処方したわけですけれどもその処方箋、国プロコンソーシアム(国家プロジェクト CIESコンソーシアム)、合弁は全部失敗です。
一つも成功していない。
なんでこうなるかっていうと、診断が間違っていたんですよ。
病気の診断が間違っていた。
診断が間違っていたから、その処方箋もまた向いてなかったんです。
これが歴史的な結果です。
より病気は悪化して、エルピーダのような死者も出た。
じゃあ日本の半導体に望みはないのか。将来に光はないのか。
というと、日本は半導体デバイスについては挽回不能です。無理。
ここに税金をつぎ込むのは無駄だと思っています。
歴史的に、経産省革新機構製作品が出てきた時点でアウトなんです。これ。
これは歴史的な事実です。